1997-02-27 第140回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
ルート周辺でクマタカの巣が発見されるとか、また、その場所は、深層風化地帯で崩壊しやすい地盤であるということで事故が続いて、修復の事業費あるいは保全工事費、これに九六年度一年間で三億八千万円程度かかると言われております。集落のない山岳地帯で、山林振興にもなかなか役に立たないという地元の声も出ているそうです。地元の方々の声でも、どこから見てもむだと自然破壊を繰り返しているという声があります。
ルート周辺でクマタカの巣が発見されるとか、また、その場所は、深層風化地帯で崩壊しやすい地盤であるということで事故が続いて、修復の事業費あるいは保全工事費、これに九六年度一年間で三億八千万円程度かかると言われております。集落のない山岳地帯で、山林振興にもなかなか役に立たないという地元の声も出ているそうです。地元の方々の声でも、どこから見てもむだと自然破壊を繰り返しているという声があります。
この結果、森林がよみがえっておりまして、土砂の流出もおさまってきておるところでございますけれども、先生御指摘のとおり、当地域は花崗岩の風化地帯でもありまして小崩壊も見られますので、今後とも治山事業によりまして森林の整備に取り組んでまいりたいと考えております。
○田中(宏尚)政府委員 中津川営林署の国有林につきましては、先生にいろいろと現地も御精査いただいたようでございますけれども、御承知のとおり地形が非常に急峻でございまして、花嵐岩の深層風化地帯ということもございますし、それに加うるに昭和五十八年の台風十号で新規荒廃地というものも残念ながら発生しているわけでございます。
それともう一つ、この地帯でございますけれども、花崗岩の深層風化地帯でございます。そういうこともありまして、私ヘリコプターの上からも見ましたけれども、至るところ崩れておりまして、山林の手入れが悪いとかどうだとかいう以前の問題ではなかろうかというふうに思っているわけでございます。
それから特に深層風化地帯と申しますか、地域の問題といたしましては被害木を伐採した後の治山の問題が出てまいりまして、それにつきましては松くい虫被害の緊急対策治山事業というのを積極的に進めてまいるということで計画しておりまして、予算も対前年比一一二・五%の十四億円を計上いたしまして、現地の実態を調査しながらできるだけ早く進めてまいりたい、かように考えておるところであります。
○秋山政府委員 いまの重点を踏まえまして、特に岡山の場合には先生御承知のとおり花崗岩の風化地帯でございまして、この地質的な面からの災害という問題が出ますので、特に山地災害の危険地対策を重点に、現在鋭意検討中でございます。 代表的なところを二、三申し上げますと、まず国土安全性の向上という面から申しますと、復旧治山、予防治山等につきましては、高梁川流域を重点にやってまいりたいと思っております。
皆さんのところは、花崗岩の深層風化地帯でどうにもならない、多雨地帯であるからということで山の荒れた原因をそこに求めて、そこで何か土木事業だけでやる計画を立てておりますが、皆さん自身の資料の中でも、明治元年から昭和二十一年までは、十年間に〇・八回の災害、国有林が独立採算制になった後、今度は昭和三十三年から五十年の間に七・二回の災害が起きて山が荒らされているのです。
いま御指摘のようなああいった花崗岩風化地帯で、土砂が非常にざらざら出てくるというふうな地域につきましては、いわゆるしゅんせつといいますか、そういった行為を行うわけですが、実は新しく砂防の維持修繕費という制度を昨年から設けまして、それに対する補助をするべく現在各都道府県を指導しておりますが、すでに小規模な、より維持的な工事でございますが、そういったものに対しましても建設省といたしましては助成措置を講じ
○大工原説明員 全国的に、先ほど申し上げましたように花崗岩風化地帯のみならず、非常に地質的に脆弱な地域におきましては、下流に対しまして土砂害が出るというのがわが国の実態だと思っております。
○政府委員(栂野康行君) 花崗岩の風化地帯の問題でございますけれども、これは非常にむずかしい問題でございますが、特殊土壌地帯の中にやっぱり花崗岩の風化という問題も入ってございます。それで、シラスと同じように今後どうするかという問題につきましては、いまのところまだ検討しておりません。今後の研究課題じゃなかろうかと思います。
私は小豆島に行きまして、花崗岩の風化地帯、これはひどい。だからこれは私は花崗岩の風化地帯に対する対策を強化しなければいかぬじゃないか。で、シラス土壌につきましては、特殊土壌地帯の災害の防除に関する法律がある。だけれど、これは来年で切れる、ことしいっぱいであるわけですね。したがいまして、この花崗岩の風化地帯につきましてシラス土壌と同じような対策を考えておられるのかどうか。
ただいま御質問の花崗岩の風化地帯でございますが、これは六甲山系は主として花崗岩の風化地帯になっております。東は西宮付近から西の方は鷹取山までは大体この花崗岩地帯になっております。
そういうことで、至るところで災害が起こりましたが、これは地質が大体花崗岩の風化地帯でございまして、そういうところで山腹の崩壊あるいは、カン山などが崩れまして、土砂を流出させまして、河川のはんらんあるいは決壊を随所に招いたわけでございます。 そこで、この災害について以下各大臣にお尋ねをいたしたいと思いますが、国土庁長官がお見えでございますので、まずお尋ねいたしたいと思います。
したがって、これは一度に十五町歩とか二十町歩皆伐をやったのではないわけでありまするけれども、御承知のように花こう岩の風化地帯、第三紀層の地質でありますから、こういうところの、面積の多い少ないももちろん考えなければなりませんけれども、皆伐というのはできるだけやめるべきではないか、こういうふうに思うわけです。
あそこは石英粗面岩が非常に崩壊しやすい風化地帯でございます。やはりああいったところに対しては設計を厳重にいたしまして、あと地の保全工事、特に土捨ての問題につきましては、一定の場所にそれを捨てて、その場所については植栽等の工事をするというふうな措置が必要であったと思うわけでございます。
おまけに土質が悪く、花こう岩の風化地帯です。 今度の国会で、なだれ防止の法律というものが建設省を中心にできた。それであの地帯全部危険区域指定にした場合にはどうなるか。いま住民は反対しているのですよ。あんなものを開発してくれては困る、現状のままで置いておいてくれ、なぜこんなところを保安林解除したかというので、強い反対意見が出て運動しているわけです。
岩盤の下をくり抜いて、そこに高圧線の橋脚をしっかりやったために、第三層といれれる風化地帯の六甲山系の土質にも耐えられる。それがゴルフ場の土どめだけがくずれて二十一人の方が犠牲になったということは、兵庫県とか神戸市の許可基準が甘いのじゃないかと思うのですが、この点についてお答えができますか。
十分山脚が保護されるという前提があれば掘っても差しつかえないじゃないかと思いますが、それらは十分現地で調査しないと、特に神戸のような風化地帯の多いところにおきまして、何十メートルも埋まった砂を取り除くということ自体問題がございます。
第三紀層あるいは花こう岩の風化地帯、あるいは凝灰岩あるいは断層破砕帯、あるいは火山灰地質、そういったものはある程度想定がついておる。そういった想定がついた中でどこが集中豪雨に対して地形的に弱いのかといった問題が問題になるだろうと思います。
非常に土層がぼろぼろにくずれやすくなっているというふうな風化地帯なんです。そこで私が考えたのは、あそこにまだぽつんぽつんと残っている家があります。これこそ市街地になりません。一軒ずつぐらい出てきておる。しかし、今度集中豪雨があったら、あそこもあぶないと私は思うのです。
御承知の通りに衆議院から立法されたので、その最初の構想といたしましては、主として鹿児島、宮崎の特殊土壌でありましたが、それじやいけないということで、花崗岩地帯、その他の風化地帯も含むことになつていました。それでは今日の砂防事業とどこが違うかという観点で検討した結果、速記録を御覧になればよくわかりますが、余り違わんということになつちやつたのです。